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低音の音がおかしいのは○○の兆候

みなさん、こんにちは!ピアノ調律師のEです🤗

調律したばかりなのに低音の音がおかしい、というご相談を時々いただきます。

症状としては、

・ピアノの音にじりじり音が混じる

・明らかに音が低い

というものが主に挙げられますが、こういった症状が出るピアノに共通しているのは、ご購入から40年以上経っているということです。

・ピアノの音にじりじり音が混じる → 弦(巻線)の劣化

・明らかに音が低い → 弦を保持するチューニングピンブッシュが劣化している、もしくはその内部の損傷

などが考えられます。

弦の劣化は弦の交換で症状の緩和はできますが、弦の保持力低下による音の急速な狂い(ずるピンと言います)の場合は、修理で対処するには限界があるため、ピアノの買い替えをお勧めすることがあります。

お持ちのピアノがまだ使えるかどうか確認をご希望の方には「ピアノ内部クリーニング」にて診断を承ります。

(5,500円 税込・出張費込、ただし熊本県内に限ります)

ぜひお気軽にご相談ください。

(株)大谷楽器店 技術課 096-311-7855