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梅雨時期のピアノのカビ・錆対策はこれ!

皆さん、こんにちは!ピアノ調律師のEです🤗🎹

いよいよ熊本も本格的に梅雨入りしました。

雨が続いて湿度が高くなると、必ずといっていいほど増えるお問合せが、

「ピアノを弾いていると、時々音が出ないことがある」

「鍵盤の戻りが悪い」

といった症状です。

この時期のこういった症状の原因は共通して、ピアノ内部に湿気がこもることで

ピアノに使われているフェルトや木部が膨張し、動きが鈍くなる、ということが

考えられます。

これらの対策・処置としては、ピアノ内部の湿度を下げてあげることが重要です😊👍

なかでもお勧めの対策グッズは、ピアノ湿度調節器【ダンプチェイサー】です。

ピアノ内部に設置して湿度を調整します。

湿度が高い時に電源がつき、乾燥が続いている時は勝手にオフになってくれるので、

電気代も高くなる心配はありません😉

ダンプチェイサー 本体価格46,200円

(取付をご希望の場合は、場所によっては出張費をいただく場合がございます)

これ以外にも、ピアノ専用の乾燥剤などもございますので、まずはお気軽にピアノ調律師にご相談ください。

(株)大谷楽器店 技術課 096-311-7855

弦の錆が気になったら

ピアノの弦の錆、特にグランドピアノのように見えてしまうと気になりますよね😟

弦の交換を検討する前に、ぜひ試していただきたいのが「磨いて錆を落とす」方法!

「えっ、弦をこすっていいの??」と思われるかもしれませんが、ちゃんと磨けば錆が落ちます✨🎹

ただし、こすった際に摩擦で弦が伸びてしまい音が狂いますので、弦磨きの後は必ず調律をご依頼ください。

では、弦磨きの方法を見ていきましょう🎵

使うのは、以前ペダル磨きのブログ記事でもご紹介した錆落とし。ホームセンターなどで購入することができます。

ただ、消しゴムのようになっていてカスが出ますので、使う際は必ず下に敷物をすると良いでしょう😄

細かい部分はこのように切って使います。フォークやピンセットの先に刺すと持ちやすいですね😆

磨く前↓                  磨いた後↓

磨く前↓                  磨いた後↓

とてもきれいになりました🌟

ぜひ、試してみてくださいね😁👍

ピアノ修理・調律のご依頼はぜひ当店へ!

大谷楽器店 技術課 096-311-7855