皆さん、こんにちは!ピアノ調律師のEです😊
これから乾燥する季節になりますが、パーツの多くに木やフェルトなどの自然素材が使われているピアノは、湿度の変化が状態に大きく影響します。鍵盤のタッチもそうですが、アクションの回転軸の摩擦が減ることで軸が少しずつずれて飛び出てしまうという現象が起きます。こうなるとハンマーが外れ、音が全く鳴らなくなってしまいます。
また、乾燥しすぎるとハンマー部品の棒が折れてしまったり、ヒビが入るということも起こりやすくなります。
ピアノ設置位置(ヒーターの風が直接当たっていないかなど)や湿度の状態など、不安な点はピアノ調律師にぜひご相談ください。

(株)大谷楽器店 技術課 096-311-7855
皆さん、こんにちは!ピアノ調律師のEです
最近は半導体不足などによる電子楽器(電子ピアノなど)の供給の停滞により、
中古で電子楽器を手に入れられる方が増えたように感じます。
ただ、ここで注意していただきたいのが、中古の電子楽器は家電や車と同様、寿命が長くても10~15年程度ということ。
普通のピアノが長くて60年程もつのに対し、電子楽器はあっという間に寿命がきてしまいます。
年数を知らずに中古楽器を購入してしまい、買って間もないのに
鍵盤が戻らない
音が出ない
電源が入らない
といった故障が発生した、というお問い合わせが最近とても多いです。
残念ながら、販売年から10年以上経過した電子楽器は、メーカーでも部品の在庫がない場合がほとんどで、
まず修理は難しいでしょう。
万が一修理ができても、買いなおした方が安いという場合がほとんどです。
処分費も、大きい楽器は数千~数万円かかる場合もあります。
安い買い物は結果的に高くつくということですね。
基本的に電子楽器は買取をしているところも少ないので、
普通のピアノと電子楽器をご検討されている方にはぜひ、
リセールバリュー(転売価格)の高い普通のピアノを買われることをお勧め致します。
皆さん、こんにちは!ピアノ調律師のEです😊
ピアノなどの鍵盤楽器に触れる際、新型コロナウィルス対策として除菌を心がける方もいらっしゃると思います🎹
ここで気を付けていただきたいのは、除菌に使う薬剤。
※アルコールの使用は厳禁です!!※
ピアノなど、塗装されているものに直接アルコールを使用すると、塗装面を溶かしてしまったり、変色させる原因になります😖
楽器を除菌をする際は、必ず専用のクリーナーをご使用ください。
もし、どんなクリーナーで除菌すればよいのか、また、誤ったクリーナーを使用してしまった場合には、お早めにピアノ調律師までご相談ください。
ピアノ調律・修理のご相談は、096-311-7855 まで!
皆さん、こんにちは!ピアノ調律師のEです🤗🎹
今回は、グランドピアノの隙間から物を落としてしまった場合の救出法をお伝えします💫
鍵盤蓋の隙間から物が滑り落ちてしまう、というのはよくあること。

落ちてしまった場合の対処は簡単。蓋を開けて中から取り出すだけ!
まずはこのように鍵盤蓋を持ち、

上に引き上げれば簡単に外れます。
※90年代以前に製造されたものは、引っかかって外れにくいことがあります。
無理に引き上げず、左下の蝶ネジを外してから同様の作業をしてください。

救出成功です👍✨

できない場合は無理にしようとせず、ピアノ調律師に相談しましょう。
(株)大谷楽器店 技術課 http://096-311-7855
みなさん、こんにちは!ピアノ調律師のEです😊
今回は、アップライトピアノから「ビーンビーン」という雑音がするときの対処法をお伝えします🎼🎹
ピアノの雑音の原因は様々ですが、よくあるのは「ネジの緩み」による雑音です。
ピアノには無数のネジが取り付けてありますが、その中でもみなさんが対処しやすく一番発生しやすい雑音の箇所が、アップライトピアノの天屋根のヒンジ(蝶番)の取付ネジです。
通常閉まっている天屋根を前方から後ろに倒すと、

中はこのような状態になっています。上下合わせて20~30本あるこのネジを、小さいプラスドライバーで一個一個増し締めしていきます。
たいていの雑音はこれで治りますが、それでも治らないという場合はほかの原因が考えられます。

ピアノを弾いていてなんか雑音が気になるな、と思われたらピアノ調律の際にピアノ調律師にご相談ください☺
(株)大谷楽器店 技術課 096-311-7855
みなさん、こんにちは!ピアノ調律師のEです😊🎹🎵
長雨による湿度が高い日が続くと、必ずお問い合わせがあるのが「鍵盤が戻らない」「音が出ないところがある」といったご相談です😳
ピアノ内部の木部やフェルト部品が湿気を含むと、ピアノのアクションや鍵盤の動きが鈍くなって音が出ない、鍵盤が戻らない、といった症状が出てきます。
「修理が必要かも。でも、修理代が高くかかるのは嫌だなぁ。」
といった理由から、そのまま放置される方もいらっしゃいますが、
そもそもピアノにそのような症状が出た時点でピアノ内部の湿度が高いということですので、
ピアノ内部に乾燥剤を入れたり、場合によっては乾燥器を取り付ける必要があります。
何も処置をせずにそのまま放置してしまうと、カビが発生したり、弦に錆がついて弦が切れやすくなる原因になり、事態をさらに悪化させてしまいます😖
前述した鍵盤が戻らない、音が出ないなどの不具合は、ちょっとした調整で治る場合がほとんどです。
躊躇せず、まずはピアノの調律で中を見てもらうことをお勧めします🤗
まずはお気軽にお電話ください☎✨
大谷楽器 技術課 096-311-7855
コロナ禍の影響もあってか、去年からワンちゃんや猫ちゃんを飼われる方が増えているように感じます🤗🐶🐱
可愛いペットですが、仔犬は生後半年頃から歯がかゆくて色んな物を噛みたくなったり、猫ちゃんは爪とぎをする場所を探したり・・・室内飼いの場合、その標的がピアノであることが少なからずあります。特に新品のピアノなどは噛んだり爪とぎの道具に使われたくはないですよね😬
そんなときにお勧めなのがピアノフルカバーです🎼アップライトピアノのフルカバーは脚まですっぽりと覆うのでピアノへのダメージを防げるほか、夏場のペットの抜け毛が多くなる季節にもピアノの中に毛が入り込むことを防いでくれます。
ピアノ周辺の湿度が心配・・・という方は、ぜひピアノ調律師にご相談ください!
ピアノに最適な保護方法をご提案させていただきます😊👍🎹🎵

皆さん、こんにちは!
今回は、ピアノの内部に取り付ける除湿器【ダンプチェイサー】のご案内です!
梅雨に入り湿度が高くなると、やはり気になるのがピアノの錆やカビ。
一度ついてしまうと、なかなかの厄介ものです😬
ピアノの中は見えないため、気が付いたらカビで鍵盤が真っ白!弦も錆で真っ黒!なんてことも珍しくないんです。
特に窓際や畳などの湿度がこもりやすい部屋は注意が必要です。
ピアノ専用の乾燥剤もありますが、より効果が高い除湿をしたい!という方にお勧めなのが【ダンプチェイサー】です。メーカーや機能、取り付けるピアノによっても金額が異なりますが、2万円~となります。
コンセントに差し込みますが、電気代はさほど高くなく、毎年乾燥剤を交換するのに比べれば長い目で見ると経済的です✨
音もなく、ほんのり温めて中を除湿してくれます。
取付は技術者がお伺いしての設置になりますので、まずはお気軽にご相談ください。
大谷楽器店 技術課 096-311-7855

みなさん、こんにちは♬
早くも九州南部で梅雨入りが発表されました。
梅雨の湿度が多い時期、ピアノの内部は放置しておくとカビが生えてしまったり、木部の膨張で音が出にくくなるなどのダメージが起こりやすくなります。
時々、「湿度の多い時期に調律をしても意味ないんですよね?」といった質問をされる方がいらっしゃいますが、これは逆です!
湿度の多い時期にこそ、メンテナンスが必要ですし、音が出ないときなど症状が出ている時こそ対策と処置を施すのがベストなタイミングなんです。
万が一、おかしいところがあるように感じられましたら、まずはピアノ調律をご依頼ください。
アップライトピアノ調律 14,300円
グランドピアノ調律 16,500円
※大谷カード会員様は1,100円割引
※前回から3年以上調律が空いていらっしゃる場合は別途調整料3,300円がかかります
鍵盤が動きにくい、音が出にくいなどの症状は、調律の金額内で収まる処置がほとんどです。
放置せず、早めの対策をお願いします。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
技術課 096-311-7855

ピアノの弦の錆、特にグランドピアノのように見えてしまうと気になりますよね😟
弦の交換を検討する前に、ぜひ試していただきたいのが「磨いて錆を落とす」方法!
「えっ、弦をこすっていいの??」と思われるかもしれませんが、ちゃんと磨けば錆が落ちます✨🎹
ただし、こすった際に摩擦で弦が伸びてしまい音が狂いますので、弦磨きの後は必ず調律をご依頼ください。
では、弦磨きの方法を見ていきましょう🎵
使うのは、以前ペダル磨きのブログ記事でもご紹介した錆落とし。ホームセンターなどで購入することができます。
ただ、消しゴムのようになっていてカスが出ますので、使う際は必ず下に敷物をすると良いでしょう😄

細かい部分はこのように切って使います。フォークやピンセットの先に刺すと持ちやすいですね😆


磨く前↓ 磨いた後↓


磨く前↓ 磨いた後↓


とてもきれいになりました🌟
ぜひ、試してみてくださいね😁👍
ピアノ修理・調律のご依頼はぜひ当店へ!
大谷楽器店 技術課 096-311-7855